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外国人を思い通りに操る方法 ?|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

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外国人を思い通りに操る方法 ?

カテゴリ:ビジネススキル 海外ビジネスのヒント

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東京はすっかり秋らしくなって参りました。
私は冷え性なのでそろそろその対策を始めないといけません (泣)

 

 

 

ロシアがOPECの石油の減産に合意し、原油相場があがっています。
世界的にみればエネルギー価格が上がりそうですね。

 

 

 

上記のチャートのとおり現在の原油価格は、
この1年間で最高値の50ドル近辺になっています。
今年の最安値は30ドルを割っていましたから、
その頃に比べると70%近く価格が上昇しています。

 

 

 

さて本日は、外国人との折衝、交渉、面談の場面で
とても有効なスキル・テクニックに関しお伝えします。
ようは、相手との親和性を高めるテクニックです。

 

 

 

人間は、最後は感情で物事を判断します。
私たちはいくら「これはいい物ですよ〜」と論理で説得されても
心が動かないとそれを決して購入しません。

 

 

 

つまり感情レベルで相手との関係を築くと、
より相手との交渉をマネージしやすくなり
自分の得たいゴールを達成しやすくなるのです。

 

 

 

我々は、たとえ交渉相手であっても
ドナルドトランプ氏のように、やたらと挑発的に喧嘩したいわけではなく
関係性は維持しながらも、自分に有利に物事を運びたいですよね。

 

 

 

そのためにはどうすればよいかという話です。
いくつかのテクニックがありますが本日は3つご紹介します。

 

 

 

まず一つ目は、
お相手の外国人との共通点を探るというものです。

 

 

 

人間は自分と似ている人が大好きです。
なぜかと言うと、人間は自分が一番かわいいので
自分に似ているものに親近感を覚えます。

 

 

 

相手がタイ人で、
あなたがタイを一度でも訪れたことがあれば
そのことは必ず触れるようにしましょう。
タイ語で簡単に挨拶することも有効です。

 

 

 

二番目にご紹介するテクニックは、
初対面でもあたかも過去会ったことがあるかの
ごとく振る舞うことです。

 

 

 

初対面でも、緊張せず少しなれなれしく
振る舞ってみるのです。

 

 

 

具体的には、ボディランゲージを大げさにしてみたり
表情を明るめにして友人のように振る舞ってみてください。

 

 

 

おそらく相手は少し戸惑いを見せるでしょうが、
緊張した他人行儀な対応よりは、親密度は高まるはずです。

 

 

 

ただしややリスクがある行動なので、相手が女性であったり、
どちらかというと内向的な性格な持ち主である場合は
控えたほうがいいかもしれません。

 

 

 

三つ目は挨拶のしたかに変化を加えることです。

 

 

 

親密度を上げるために笑顔を見せることはよく使われるテクニックで
(私の経験ではアメリカ人はこのテクニックを駆使します)
海外でも有効ですが更にバージョンアップしてみましょう。

 

 

 

通常初対面の相手との挨拶は、変な間があかないように
切れ目なく話すことが多いと思いますが、
意識的に「間」をあけてみるのです。

 

 

 

相手と目があったら最初は普通のトーンを維持します。
敢えて少し怪訝な顔をして
相手の顔を眺めます。(間をとります)

 

 

 

ほんの2-3秒で構いません。
そしてその数秒の間のあとにぱっと笑顔になり
「初めまして!」と言ってみてください。

 

 

 

相手の外国人は、自分が単なる部外者の立ち場から
「自分に会えて嬉しい」と思ってくれていると感じ、
特別な感覚を抱くでしょう。

 

 

 

上記のようなスキル・テクニックは、
やり過ぎると逆効果となりますので、
慣れるまでは控えめにトライしてみてください。

 

 

 

海外展示会など、
初対面の人たちと多く面談する機会では
人間関係を大きく変化させるでしょう。

 

 

 

* 参考図書「影響力の心理」ヘンリック・フェキセウス著

 

 

 

(編集後記)

 

台湾と中国との関係がここ数ヶ月大きく悪化しています。
台湾の新しい総統である蔡英文氏は
「ひとつの中国」という考え方に距離を置いているからです。

 

このことが原因で、中国は台湾政府とのオフィシャルな対話を
シャットダウンし、旅行客のビザ発給を遅らせるなどして
台湾に嫌がらせをしています。

 

以下は日経の記事からの抜粋です。

 

中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の安峰山報道官は10日、
台湾の蔡英文総統の同日の演説に関し、中国大陸と台湾が一つの国だとする
「一つの中国」の原則を「否定することは両岸(中台)の対抗をあおり、
経済社会と文化のつながりを切るよからぬ道だ」と批判する談話を発表した。
一つの中国の原則を完全には認めなかった蔡総統を強くけん制した。

 

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