海外でビジネスパートナーを発掘する方法
リオオリンピックが終わりましたね。
ようやくこれで夜は早めに寝ることができそうです(苦笑)。
また、関東、東北、北海道では台風が猛威をふるいましたが
皆様がお住まいの地域は大丈夫でしたか?
さて、今週は中小企業が海外進出する際に最も大切な
「海外でビジネスを展開する際に必ず必要となる現地パートナーの発掘」
についてお話をしたいと思います。
当社のお客様層である中小企業は、
一般的にはリソースが豊富ではないですから、
現地で商品を販売する時など、現地のパートナーと組む必要があります。
例えば自社の商品の代理店とか
Distributorという立場の企業と組まないといけません。
海外ビジネスの場合、市場が“アウェー”ですから、
これは大企業でも同様のケースが多いです。
ではその「現地パートナーをどのように探すのか?」
という疑問が湧いてくると思いますが、
「こういうやり方でやれば良いパートナーがすぐ見つかる」というような、
都合のよい発掘の成功法則は残念ながらありません。
「出会い」という視点で最も数を稼げるのは、
やはり海外の展示会に出展することだと思いますが、
展示会に出展すれば良い企業が発掘できるとは必ずしも言えません。
しかし、逆に失敗するパターンはあります。
その典型例が「安易」な出会い頭の紹介です。
取引先に紹介してもらった、
たまたま現地で出会った、
たまたま飛行機で隣に座った、
などのパターンです。
取引先に紹介してもらう事そのものは悪いことではないのですが、
あまりに「安易」で
そのまま受け入れてしまうと失敗する可能性が高いです。
たとえ信用できる会社からの紹介であっても、
海外ビジネスの場合は、
その会社そのものを「自分の目でよくチェックして」決めないと、
後で痛い目に遭うこともあります。
日本では「評判が落ちる」などのリスクを気にして、
無茶はしない企業も多いかもしれませんが、
海外ビジネスでは基本は「何でもあり」です。
取引相手(紹介された会社)は、あなたを騙すかもしれない、
と常に注意しておいた方がよいです。
あなたが騙されても、紹介した会社は責任は取ってくれませんし、
紹介した会社も一緒にその現地企業に騙されたというケースもあります。
当社がかつてご支援した企業も
かつて信用のおける日本の企業から紹介された中国企業に
見事に騙されひどい目にあったという企業もありました。
「自分の目でチェックする」なんて当たり前だよ、
と思われる読者の方も多いと思いますが、
意外に、ここで手抜きをして痛い目に遭う例を多く見てきましたのでご注意ください。
(編集後記)
先週はまた徳島に出張してきました。
その足で四国八十八箇所参り(お遍路)のひとつである
第二十番目のお寺 ”鶴林寺” にもお参りしてきました。
車で行くのも大変なかなり険しい山にあり
1200年も前にこのお寺を開創された
弘法大師様はほんとうにすごいなと改めて感心した次第です。
荘厳で素晴らしいお寺でした。
皆様も機会があれば
是非訪れてみてください。
商品・技術 海外大ヒット化コンサルタント
フォワード・インターナショナル株式会社
代表取締役 山本利彦
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