タイ風のおもてなし
カテゴリ：タイ
先月私はあるクライアントのアテンドのために、タイバンコクに出張していました。
暑かったです。
主にタイの自動車ショー（展示会）に参加していたのですが、現地企業とも数社面談しました。
当社は現地に拠点（エージェント）を持っておりますので、
現地在住の日本人とタイ人スタッフに車でアテンドしてもらい、
2日間に渡り、タイの企業訪問を行いました。
今回のメルマガではそのときの気付きを書きたいと思います。
１．英語が達者
タイ企業は各社とも社長などエグゼクティブが対応していただきましたが
皆さん英語が大変お上手でした。
私も英語はTOEIC955点をもっており、
標準的日本人と比較するとかなり流暢に英語を話しますので、
タイ人の通訳（スタッフ）はほとんど必要なかったです。
多くのタイ企業のエグゼクティブは
アメリカなど欧米に留学した経験を持ちます。
欧米の有名大学のMBAを持つ方も多くいます。
ゆえにみなさん英語ができるのですね。
正直いって日本企業のエグゼクティブより英語は上手でした (^_^;
日本人も英語の勉強をもっと頑張らないといけませんよ。
２．商談がストレート
こちらがポイントをついた商談をしたので商談も極めてスムーズでした。
これはタイに限った話ではありませんが、
相手にメリットを提供できる素材（商品､サービスなど）さえ持っていたら、
日本的な挨拶や腹の探り合いなどせずともストレートな商談ができます。
私は世界中の国々のビジネスパーソンと商談した経験をもっています。
正確に数えたことはありませんが、おそらく40カ国くらいと思います。
このような経験がありますので、
初めて会った方でも先方の話の進め方を瞬時に分析し
適切な商談ペースをつかむことができます。
また、私は相手のこと、商品のことを事前に
よく学習してから商談に臨みますから、
相手の質問にも的確に答えることができますので、
商談相手もストレスなく話ができるのです。
基本的なことですが、大事なポイントです。
ところで今回の商談成功率はなんと100％でした。
当然クライアントも大喜びでした。
山本さんのお陰で大変有意義な商談ができた、と感謝の言葉を頂きました。
コンサルタントとして一番うれしい瞬間です。
３．タイ人は自慢好き？
あるタイの企業さんとの商談中には、会社中を歩いて案内してくれました
なんとその会社には会社のなかに従業員用のジムまでありました。
私もそれには驚き「へー、素晴らしいオフィスですね」と感想を述べましたら、
タイ人エグゼクティブも大喜びなんですね。
実はタイ人は自慢するのが大好きなんですよ。
これ、正確にいうと自慢ではなく、
「タイ風のおもてなし」なんですね。
こんな素晴らしい事務所をもっているところを
あなた（客）に見ていただくことにより、
相手へのホスピタリティを表しているのです。
ですからもしタイ人が自慢をはじめたら、
「自慢しやがって」なんて心のなかで思わないで、
素直に「すごい！」といって褒めてあげましょう。
コミュニケーションがうまくいくこと請け合いですよ。
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社長ブログも書いています
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