中小企業が大企業に勝るたった一つの武器とは？
カテゴリ：グローバル人材育成研修 不動産投資 海外進出について
こんにちは。
事務所が殺風景なので、生花を買ってきて
ハンガリーの高級陶器ヘレンドのソーサーに活けてみました。
なかなかセンスいいでしょ？
東京での本日の最高気温予想は28度だそうです。
一気に夏です。
こういう気候では服の選定に困りますよねー
さて私は、日本でも有数の超大手メーカーさんの社員さんなどに向けて、
「グローバル人材」「異文化マネジメント」などの研修の講師を務めています。
「グローバル」という言葉は使い古されてきましたが、
そういった人材の育成は、まだまだ進んでいない印象も受けます。
誰でもが知っている大手企業でも、
あらためて社員、特に若手社員に
「グローバル」をキーワードにした研修をやりたいとの依頼もあります。
大手企業は資金的な余裕もあるので、
グローバル化も、ある意味ゆっくりやっていてもなんとかなるのですが、
当社のお客様である中小企業はそうはいきません。
こういった研修のお仕事をしていると、
大手企業と中小企業の違いが改めてはっきりと分かるので、
大手企業がうらやましいと思うこともあります。
中小企業には、
このような研修を実施するようなところはほとんどありません。
そうすると、「中小企業は全く大企業に勝てないのか？」となるのですが、
そんなことはありません。
私が個人的に感じるのは、「意志決定の早さ」が全然違います。
当然、中小企業のほうが圧倒的に早いです。
私もかつて大企業に勤務していたので、よく知っているのですが、
大企業にはいわゆる稟議制度があり、
意志決定にとても長い時間がかかります。
中小企業は、たいがい社長がOKすれば、
今日にでも意志決定できますから、動きが早い。
これは、動きの早い今の時代には、
この意志決定のスピードは、とても効果的なパワーとなります。
逆に、私が中小企業の経営者と接していて、「やばい！」と思うのは、
オーナー社長であるにも関わらず、
意志決定にとても時間がかかる経営者と会ったときです。
私の経験では、
残念ながら、そのような会社は、「財務力が弱い」ケースがほとんどです。
私自身も中小企業の経営者なので、
この武器である「意志決定の早さ」は常に心掛けています。
この意志決定の早さは、海外の中小企業はもっと激しいです。
海外の展示会の会場には、
よく海外のオーナー企業の社長が視察に訪れますが、
その場で物を売ってくれ、とネゴされることも珍しくありません。
皆さんも、もし展示会に部下を送りこむのであれば、
展示会場ですぐ意志決定できる権限を与えて送り込んでくださいね。
（編集後記）
写真は先日ビジネス仲間と会食した際に食した牛肉。
美味しかったです。
こういう風に美味しそうに写真を撮るにはコツがあるのです。
P.S.
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タイ在住のベテラン不動産会社社長さん（日本人）
を招いてタイ不動産投資セミナーを開催いたします。
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