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中国の動きに要注意|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

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社長コラム

中国の動きに要注意

カテゴリ:海外情報 海外進出について

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こんにちは。
本日の東京はかなり暖かいです。
冬とは思えないくらいです。

 

クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
私は連休前に珍しく結構ひどい風邪をひいてしまい
連休中はほとんど寝ていました(泣)。

 

さえないクリスマスでした。

 

 

 

本日はアメリカ国債の気になるニュースと、ロシアについて書きたいと思います。

 

 

 

実は現在中国が保有するアメリカ国債を、市場で大規模に売却を進めています。
2016年10月時点で見ると、前月比4%も売却を進めたのです。
つまり一ヶ月で、手持ちの4%を売却したということです。

 

 

 

中国は、現在約1兆1157億ドル(約128兆円)の米国債を保有しておりますので、
4%を金額に直すと膨大な額になります。
この中国による売却は、日本にとっても大変重要な意味を持ちます。

 

 

 

なぜか?
それは日本は、中国より米国債を保有しているからです。

 

 

 

日本は、現在1兆1319億ドル(130兆円)の米国債を保有し世界首位です。
万が一中国が本気で米国債を売り浴びせ、
相場を急落させるようなことがあれば、
日本も天文学的な損失を被るリスクがあります。

 

 

 

トランプ次期米国大統領と、中国の関係は今後どうなるのかを含め
中国のこの動きは今後も要注意です。
世界の二大大国は、日本経済にも多大な影響を与えますから。

 

 

 

一方、先日ロシアのプーチン大統領が来日しました。
安倍首相とわざわざ山口県で会談すること、
事前のマスコミの報道でも盛り上がっていたので、
北方領土の返還に期待した方もいたかもしれません。

 

 

 

結果は、経済協力を進めるというだけで、
北方領土に関しての進展はほとんどなかった、
と言ってよいでしょう。

 

 

 

プーチン大統領との会談の成果に関し、
私の師匠である、大前研一氏のビデオ講座で学んだことなどを総合すると、
北方領土の返還は当面無理ですね。

 

 

 

理由は、日本のマスコミはほとんど書かない事ですが、
プーチン大統領が沖縄返還と同じスタイルを提案したきたからです。

 

 

 

実は、沖縄では(これも日本政府が返還以来国民にウソをつき続けているのですが)
いまだに民生は日本国の傘下にあるものの、
軍事権はアメリカが保有したままなのです。

 

 

 

私もこの情報を知り大変驚きましたが、
識者の間では大昔から知られていた歴史的事実のようです。

 

 

 

プーチン大統領は、沖縄と同じように、
民生は返還してもよいが、軍事権はロシアのままとすることを要求したのです。
これは日本としては日米安保の関係で受け入れられません。

 

 

 

よって、本件は当面解決できないだろう、というのが大前氏の結論でもあります。
とはいえロシアと経済関係を強化する事は悪いことではないので
これは是非継続してほしいですね。

 

 

 

年の瀬に、少し堅いお話となりましたが、
このメルマガも本号が今年最後となります。
毎回お読みいただきありがとうございました。
皆様よいお年をお迎え下さいませ。

 

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商品・技術 海外大ヒット化コンサルタント
フォワード・インターナショナル株式会社
代表取締役 山本利彦

 

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