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需要と供給のミスマッチ  コンサルタントの隠れた価値|海外マーケット開拓カンパニー山本利彦の【勝ち組コラム】

初めての方へ 海外進出の基本ステップ

社長コラム

需要と供給のミスマッチ  コンサルタントの隠れた価値

カテゴリ:海外進出のお役立ちヒント

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先日ある上場企業の方と面談した際に、
 
「日本の医薬品を中国で販売したい」
 
という当該日本企業の合弁相手の中国のある大手企業があるので、
「関心がある日本の医薬品メーカーがあれば紹介して欲しい」
との話がありました。

 

その日本企業は中国で現地法人も持ち
活発に海外ビジネスを展開されているのですが、
医薬品分野はあまりお得意ではないのでご相談に来られました。
 

 

 

当社もこれまで化粧品や食品企業の中国展開の経験はあるのですが、
医薬品に関しては、かなり厳しく規制されている
ということもあり積極的に働きかけてきませんでしたが、

 

 

 

お話をお伺いすると、中国側のニーズはかなり高いことは間違いなく
コンスタントに販売できるルートもあるので、
うまくやれば確実に売上に繋がりそうです。

 

 

 

結果的に、
当社として医薬品の業界のネットワークがあるので
初期調査を実行することになりました。

 

 

 

とはいえ、正直申しまして
当社のようなプロフェッショナル専門企業でも、
このようにほぼ一から調査するとなると
骨がおれます。

 

 

 

今回のようなお話をお伺いし、実際にかかわってみて
改めて思うのは情報とネットワークがいかに大切かと
いうことです。
 
 

 

ネット時代ですから、
うわべだけの情報は簡単に得ることができるものの、
ビジネスになるとネット上の情報だけで
判断するにはリスクが高すぎます。
 
 

 

また、医薬品業界全体の動きなどを調査するとなると、
ウェブ調査だけでは満足な情報を得ることはできません。
 
 

 

そのような時に役に立つのは、やはりネットワークです。

 

 

 

医薬品業界の中国市場に対する動き、
どのようなプレイヤーがいて
ビジネス上重要なポイントは何か、ということなどを
 
 
 
初期のうちにクイックに調べることは、
それ以降の戦略立案に大きな影響を与えます。
 
 

 

このような情報とネットワークを持つコンサルタントは
海外展開を希望する企業の大切なパートナーとして、
役に立つことはお分かりになると思います。

 

 

 

これがコンサルタントの隠れた価値となります。

 

 

逆にいうと、そのような企業とコンサルタントが
タイミングよく結びつかないことが、
企業の我流海外展開に繋がり、
失敗の山を生むということの原因かもしれません。

 

 

 

やる気がある中国企業と、やる気がある日本企業を、
適切なタイミングで的確に結びつけ、
ミスマッチを減らす努力も、
私たちとしても必要であると認識した面談内容でした。

 

 

 

皆さんは現地の情報、市場情報などをどのように得ていますか?

 

そしてどのような基準でコンサルタントを選んでいますか?

 

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