グローバル人材 その2
カテゴリ:グローバル人材育成研修 海外進出のお役立ちヒント
さて、前回から、いわゆる「グローバル人材」の要件について
私の持論お伝えしております。
先週はグローバル環境におかれたときに大切なマインドセットとして、
「違いを楽しむ」或いは「非日常感覚を楽しむ」
という考え方が重要ではないかとお伝えいたしました。
グローバル環境において、マインドセットとして私が心掛けているものでは
その他に「その国を好きになる」というものがあります。
「なーんだそんなことか」という声が聞こえてきそうですが、
これはそう簡単なことではありません。
なぜならどうしても好き嫌いがでるのは人間の本性だからです。
私は一年中色々な国に出張しますが、訪問する国がすぐ好きになります。
タイにいけば「タイ人は優しくていいなー」と思いますし、
インドネシアにいけば「あーインドネシアに住みたいなー」、
中国では「この人たちのパワーすごいな!しばらく住むと面白そう」
と思います。
そして日本に戻ってくるといつも
「やっぱり日本が一番」と思うのですが(笑)
もちろん、時には嫌な思いをすることもありますので、
国により多少好きの度合いに濃淡があります。
でもこういう感覚があれば色々な国に行くのがとても楽しみになります。
好きなものがどんどん増えるわけですから。
また注意しないといけないマインドセットとして、
相手の国の人、文化を馬鹿にしないということも心掛けています。
日本人は欧米人に対しては、どちらかというとへりくだるが、
アジア各国の人々に対しては、上から目線の態度をとる人が結構存在します。
貧しい国の人をなんとなく馬鹿にする人もいます。
このような態度をとる方はグローバル人材としては失格であると私は思います。
理由は明確ですよね。
このような態度では、その国の方々とのコミュニケーションはうまくいくはずもないからです。
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