中国のダンピングで英国最大手鉄鋼会社が売却
英国最大の鉄鋼メーカー タタUK (インド タタグループ)が
売却される見通しです。
英国の粗鋼生産量は約1200万トンで日本の粗鋼生産量が約1億トンと比べると
それほど大きな量ではありませんが英国の公共放送であるBBCは
雇用が失われると連日このニュースを報道しており英国ではビッグニュースです。
2007年に1兆3千億円でタタグループが買収したのですが世界的価格の下落で
損失が下記のとおり膨らんでいます。
一番の原因は中国企業のダンピングのようですね。
中国の不景気の影響は世界で猛威をふるっています。
以下日経新聞より抜粋です。
——
タタ製鉄は29日付の声明で「全体あるいは部分的に(英子会社)タタ製鉄UKの売却の可能性を含め、あらゆる事業再構築の選択肢を探る」と表明し た。「過去5年で20億ポンド(約3200億円)超の減損処理」を迫られながらも事業継続を模索したが、世界的な「鉄冷え」が続くと見て売却方針を固めた もようだ。
英国を含む欧州事業の減価償却前利益(EBITDA)は15年3月期の428億ルピー(約720億円)の黒字から、15年4~12月期は33億ルピーの赤字に転落している。
——
商品・技術 海外大ヒット化コンサルタント
フォワード・インターナショナル株式会社
代表取締役
山本利彦
http://www.forward-international.jp/
****
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
最新の海外ビジネス情報を毎週配信!
メルマガ登録はこちらからご登録ください
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
最新の海外ビジネス情報を毎週配信!
メルマガ登録はこちらからご登録ください
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ジャック・ウェルチ