宍戸幹央様【研修事業】
抜群のキャリアと海外ビジネスの経験によって、 大企業からのリピートが絶えませんでした。
人材育成コンサルタント 宍戸幹央様
人材育成コンサルタント 宍戸幹央様
株式会社イノセンティブ取締役
東京大学工学部 物理工学科卒、同大学大学院卒。
日本 IBM に入社後、グローバル人材の育成を手掛ける研修会社を経て独立。
現在、21世紀のリーダー教育を手掛ける「AMBITIONERS LAB」の創立メンバー。
フォワード・インターナショナルでは、コンサルティングだけでなく、企業研修も行っています。直接ご依頼をいただくケースと、パートナー企業から依頼される研修にも取り組んでいます。
今回は、フォワード・インターナショナル 山本の研修講師としてのポジションについて、人材育成コンサルタントの宍戸幹央様にお話をお聞きしました。
宍戸様のご紹介
会社紹介をお願いします。
今は日本人を対象としておりますが、いずれは国内外の外国人の方々も対象として展開していき、活動の中心をこちらに移していく予定です。宍戸幹央と申します。仕事は、組織開発や人材育成のコンサルティングをやっています。他には、鎌倉を拠点に日本の文化を学ぶワークショップを開催しています。
インターネットを使って大きなコストを必要とせずに、海外に日本文化を配信するインフラが整っているので、事業化を目指して活動をしています。
事業の目的は、東京依存、大企業依存の体質を変えたいということです。いずれにしても、これからは「個」の時代になってきます。その流れの中では、個人一人ひとりが自分の個性を重視した生き方が大切になります。
さらに、国境を超えたボーダレス化の流れでは、国際感覚も必要です。日本文化への理解とグローバル化に向けて、鎌倉を中心に市民大学のような学びの場を作りたいとも考えています。
ここでは、外国人が学びにくるような活動の場を提供したいと思います。
現在は、盆手前という茶道の講習会を行っています。茶道と言えば、しきたりがたくさんありますが、盆手前は、小さな空間に茶道の本質を凝縮していますので、誰でもどこでも日本文化を感じることができます。
後は、取締役として、シェアオフィスの運営にも関わっています。こちらも根底の考えは同じで、リアルに個々人が交流する場所を提供しています。
フォワード・インターナショナルとは、どんな仕事をなさっていますか?
山本さんには、前職の研修会社でお世話になりました。大企業向けの研修を請け負っており、山本さんには、主に、英語の研修と異文化マネジメントの研修をお願いしていました。研修のコンテンツは、こちらが用意していましたが、やはり講師としても力量は高かったと思います。
お話したように、クライアントはほとんどが大企業でした。ですから、まずは山本さんご自身が大企業にお勤めの経験があることがよかったです。参加者の気持ちや立場が理解していただけます。企業研修というのは、積極的な気持ちで参加する人ばかりではありません。ですから、どんなにコンテンツが良くても、最後は講師の力が重要になります。
山本さんは、技術的にも英語の発音が美しく、話もうまい講師です。特にご自身が海外ビジネスを経験していること、今現在もコンサルタントして活動され、海外の情報を持っていることは参加者の関心を高めます。
実際に、評価アンケートの点数も高く、ほとんどの企業がリピートで山本さんを指名してきました。
フォワード・インターナショナルと仕事をするきっかけ
フォワード・インターナショナルと仕事をするきっかけを教えてください。
英語と異文化の研修をしていただける方を探していたところに、紹介でお会いしました。まず、注目したのは山本さんのキャリアです。商社での経験に加えて、エンターテイメント企業の実績など、これまでお会いした中ではずば抜けていました。実際にお会いして、人物としても好印象でしたし、選考の段階でも好成績で合格されました。
どのような選考をなさるのですか?
私が在籍していた研修会社は品質管理のために、厳しい審査をしていました。具体的には、面談→トライアル→デモ研修の3回に分けて審査をします。トライアルでは、課題をお伝えして、私たちが実際に受講生となって、デモ研修を行っていただきます。合格率は半分以下なのですが、山本さんは難なくクリアした印象です。その時から、英語の発音の美しさは印象に残っています。
フォワード・インターナショナルの評価
改めて、フォワード・インターナショナルの優れている点を教えてください。
そうですね。まとめれば4つになります。
1:海外ビジネスの実体験があること
上辺だけの情報を伝えても、参加者の気持ちは掴めません。研修のコンテンツを正確に話すだけでなく、ご自身の実体験を話していただけるのは大きなポイントだと思います。
2:英語の発音が美しい
これも重要なポイントで、参加者の中には、英語が得意な人もいます。その人たちが、「自分よりも発音が良くない」と思ってしまうのは、研修自体の価値が下がります。この点も大きなポイントです。
3:臨機応変な対応をしていただけること
研修のコンテンツは決めていましたが、当日現場でクライアントからの要望が出ることもあります。その場合に、嫌な顔をしないで対応していただけるので、助かったことが何度かあります。単なる研修講師ではなく、ビジネスマンとしての感覚を持っているのでできることだと思います。
4:NLP・コーチングにも精通している
この点は、研修には必須の項目ではありませんが、山本さんは、心理学的な知識もお持ちなので、研修の場作りがうまくできていました。
いわゆる講師としてのポイントをお話ししましたが、私は、「受講生さんをリスペクトする」という感性が大切だと思っていました。この点も、山本さんは申し分なかったですね。
山本さんが経営するコンサルティング会社もクライアントが短期間で海外進出に成功し、売り上げを上げていると聞きました。山本さんのビジネススキル、経験のみならず異文化マネジメントによるコミュニケーションスキルも活かされているのではないかと思います。
宍戸様の今後の展開
今後、御社はどのような展開をお考えですか?
日本と世界をつなぐためのネットワークを強化していきます。具体的には、バリ島のグリーンスクールやシリコンバレーとの関係を強化しています。
まずは、鎌倉を拠点として、モデルケースを作り、全国に展開をして行きたいと考えています。
日本は、全体としては強さを発揮できますが、個となれば弱い印象があります。これから、グローバルな教育を受ける機会を増やし、ここの日本人らしさを発揮できる場を作りたいと思っています。
フォワード・インターナショナルに期待すること
最後に、フォワード・インターナショナルに期待することをお話しください。
これから海外に向けて事業を広げて行くので、ぜひお手伝いをお願いしたいですね。お互いの人脈を使って、新しいビジネスに取り組むことができればいいと思っています。
◆Ambtioners Lab
◆株式会社イノセンティブ
―――本日は、お忙しいところ、ありがとうございました。