海外ビジネス最前線【118号】展示会出展の費用対効果をどう見るか
海外ビジネス最前線【118号】展示会出展の費用対効果をどう見るか
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海外ビジネス最前線 第118号
2015年10月6日発行
http://forward-international.jp/
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こんにちは。
実践型海外ビジネスコンサルティング会社
フォワード・インターナショナル株式会社の小倉です。
先日、紅茶専門店に行って茶葉を物色していると、
その店のオーナーがたまたま出てきて、
いろいろ話をしているうちに、
ロイヤルミルクティーって家でおいしく作るの難しいですよね。
と一言言ったところ、
オーナー自ら、家でも超簡単に作れる作り方を
披露してくれました。
オーナー直伝のロイヤルミルクティー。
店で飲むと1000円ぐらいするのに、
目の前で作っていただいた上に、無料でごちそうしてくれました!
なんていいお店なんでしょう!
感動して、茶葉を大量に買い込み
おうちでロイヤルミルクティーを楽しむつもりです。
では今週の気になる海外ニュースを見ていきましょう。
●今週のコンテンツ
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1.「海外マーケット開拓カンパニー」山本利彦の【勝ち組コラム】
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2.今週の世界PICK★UPニュースフラッシュ
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3.(おまけ)海外こぼれ話
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4.オリジナル視察ツアー参加者募集中!
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「海外マーケット開拓カンパニー」
山本利彦の【勝ち組コラム】
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いつもありがとうございます。
実践型海外ビジネスコンサルティングの
フォワード・インターナショナル株式会社
代表 販路拡大請負人 山本利彦です。
多くの企業が
「展示会出展の費用対効果をどう計ったらよいか」
という疑問をもっています。
先日もあるセミナーで
「山本さん、社内的にいつも展示会に出るのはいいが、
費用対効果をきちんと計測せよと言われて困っています」
との質問がありました。
そもそも費用対効果の意識を持っている企業が多くありません。
その意味では
上述の企業は意識がしっかりしているので素晴らしいですね。
まず、費用対効果の計測ができない最大の原因は
目的が明確でないからです。
目的を明確にしていれば
効果測定のやり方も見えてくるはずです。
例えば代理店を発掘するという目的があれば、
代理店候補の数を一つの指標とすることができます。
また、お客様を増やしたいという目的があれば、
訪問者を3つのグレードに分けて
計測するという手もあるでしょう。
つまり
①今すぐのお客様
②見込み客
③全く見込みのないお客様
という3つに分け、
それぞれの数を計測するのです。
なんらかの金額に置き換えて計測するには
どうすればよいでしょうか?
それには、
今すぐ客、見込み客から想定される利益を計算し、
今後の商談がうまくいった場合、
いくら程度の利益を生み出すことができるのか
を計算し、費用と比較するという手法がよいでしょう。
一方、リピートが見込めるビジネスであれば、
LTV (Life Time Value)
つまり「見込み客がトータルで購入してくれる金額」
から利益を割り出し、費用と比較することが必須です。
いずれにしても、
展示会に出展すると
百万円単位の出費となりますので、
よほど余裕がある大企業であれば
ブランド力の向上を目的にセットすることで
ごまかすこともできるかもしれませんが、
中小企業ではそうはいきません。
計測のやり方については
それぞれの企業の目的が
異なるため正解はありませんが、
大切なことは
まず目的を明確にするところから始めることです。
当たり前のことですが、これがないと始まりません。
みなさんの会社であれば
費用対効果をどのように計測しますか?
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社長ブログも書いています
こちらもお読みください
http://forward-international.jp/blog/
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●ベトナム 年初9か月のFDI認可額、+53.4%の171.6億USD
<出典:ベトジョー ベトナムニュース>
計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2015年年初9か月のFDI認可額(推定値)は171億5700万USD(約2兆0600億円)で、前年同期に比べて+53.4%増加した。
マレーシアのテクニク・ジャナクアサ(Teknik Janakuasa)が、メコンデルタ地方チャビン省で投資総額24億USD(約2900億円)に上る第2ズエンハイ火力発電所案件の認可を受けたことが、全体の伸びに大きく貢献した。
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●うま味調味料に対し、セーフガード発動調査-輸入の大半は中国産商品-
<出典:JETRO 通商弘報〉
商工省は9月1日、ベトナムに輸入される「うまみ調味料(HS2922.42.20)」に対し、セーフガード発動を調査する決定を下した。調査の所管は同省競争管理局になる。2012~2014年にうま味調味料の輸入が急増していることが理由。主に中国からの輸入が多いとみられる。調査開始決定後、6ヵ月以内に結論を出すことになっている。
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●マレーシアの経済成長予想、4.7%を維持 来年は4.9%に下方修正
<出典:AsiaX〉
アジア開発銀行(ADB)はマレーシア経済の成長見通しを4.7%と予想しており、今後もその見通しを維持すると発表した。ADBが発表したレポートによると、国内経済は来年にかけて緩やかに減速するとの見込みだ。来年の経済成長予想は4.9%としており、5%成長としていた3月時点での予想を下方修正した。今年下期には経済が減速傾向に入ると予想している。
民間消費は消費者心理の冷え込みや4月に導入された物品・サービス税(GST)、世帯の信用力低下、労働市場の軟化の影響を受けるという。加えて、輸出部門の減速や対米ドル市場でのリンギ下落、株価の下落や製造業の余剰能力などにより企業の景況感も落ち込むと予想されている。
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●ミャンマー 偽装ピーナツ油が市場を席巻
<出典:ミャンマー新聞>
パームオイル(アブラヤシ原料の食用油)に香料を混入した偽装ピーナツ油が消費者市場を席巻しているという。マンダレーで食用油を取引する業者らが証言した。
偽装ピーナツ油はドラム缶1缶分のパームオイルに香料1キロを混入させて作られるという。価格は1ベィッター(約1.6キロ)あたりおおよそ2,400チャット(=約225円)。純粋なピーナツ油は1ベィッターあたり5,000チャット(=約469円)以上する。
ミャンマー国内のピーナツ油の主な産地はマンダレー、マグエー、ザガインの各管区だが、偽装ピーナツ油に席巻され、ピーナツ油の製造工場は最盛期の90%が稼動を休止している。
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●インドネシア 経済政策パッケージ第2弾 減税、免税、免除
<出典:じゃかるた新聞>
政府は29日、経済政策パッケージの第2弾の一部を発表した。財務省は減税(タックスアローワンス)や一時免税(タックスホリデー)措置、特定業種への付加価値税(PPN)の免除などを盛り込んだ。第2弾は各省庁ごとに発表する予定で、明日以降に説明する省庁も控える。
財務省と投資調整庁(BKPM)は減税や一時免税措置を実施する政令を発令する。政令の要件を満たせば25日以内に減税措置を適用できるようになるなど、簡素化し申請から適用までの期間を短縮する。
財務省はほかに鉄道や航空、造船などを対象に、投資にかかる付加価値税を免除する政令(2015年第69号)を発令する。運送業の競争力を強化する狙い。年内に物流センターを西ジャワ州ブカシ県チカランとバンテン州タンゲランに建設すると発表した。
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●タイ首相、国連総会でタイの皆保険制度を一転して支持
<出典:バンコク週報>
ニューヨーク訪問中のプラユット首相は国連本部で開かれた国連総会関連会議の席上、かつて「カネのかかる大衆迎合政策」と批判したユニ皆保険制度(バーサル・ヘルスケア・プログラム)を貧富の差問題の解決に役立つものだと称賛した。
医療機関の利用者が支払う料金を低額に抑えるという同プログラムはタクシン政権(01-06年)が導入したもの。国民とりわけ低所得者層からは歓迎されたが、その後、政府から十分な資金援助がないため少なからぬ病院が財政難に直面しているとも報告されていた。
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(おまけ)海外こぼれ話
ハロウィンは、もうすっかり日本に定着して、ついにバレンタインの売り上げ規模を抜いたそうです。すごいですね~。仮装の楽しさだけでなく、お菓子や家の飾りなんかもよく売れているそうですよ。アメリカにいたころは、近くのファーマーズマーケットで巨大なかぼちゃ(両手で抱えきれない大きさ)をよく見かけましたが、私はいつも小さ目のものを購入し、ジャック・オ・ランタン(かぼちゃに顔の形を掘って、中にキャンドルを入れる)を作っていました。残念ながら、この時期に取れるかぼちゃは、水っぽくて、食べると全然おいしくありません。日本のかぼちゃのほっこり感が懐かしかったことを思い出します。
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