海外ビジネス最前線 第98号 ベトナム 地場企業がキューバに初投資、洗剤・オムツ工場建設へ
海外ビジネス最前線 第98号 ベトナム 地場企業がキューバに初投資、洗剤・オムツ工場建設へ
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海外ビジネス最前線 第98号
2015年5月8日発行
http://forward-international.jp/
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こんにちは。
実践型海外ビジネスコンサルティング会社
フォワード・インターナショナル株式会社の小倉です。
ゴールデンウィークは、どこに行っても
すごい人ででしたね。
家でのんびり過ごした方が、一番疲れが取れているかも
しれません。
風が涼しく過ごしやすいこの季節。
自然を満喫して、マイナスイオンを取り込んで
これからやってくる夏に向かって英気を養ってくださいね。
さて、5月末に予定していた
海外展示会出展予定企業様向けセミナーですが、
6月15日(月)に延期となりました。
場所は、中央区京橋付近
時間は、午後14時~16時の予定です。
詳しい内容が決まり次第、
このメルマガで告知しますので、
今しばらくお待ちくださいませ。
では今週の気になる海外ニュースを見ていきましょう。
●今週のコンテンツ
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1.「海外マーケット開拓カンパニー」山本利彦の【勝ち組コラム】
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2.今週の世界PICK★UPニュースフラッシュ
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3.(おまけ)海外こぼれ話
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4.オリジナル視察ツアー参加者募集中!
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「海外マーケット開拓カンパニー」
山本利彦の【勝ち組コラム】
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いつもありがとうございます。
実践型海外ビジネスコンサルティングの
フォワード・インターナショナル株式会社
代表 販路拡大請負人 山本利彦です。
あっ、という間にGWが終わってしまいましたね。
多くの皆様は昨日からお仕事に復帰されましたでしょうか。
GW中、私は2日間クラシックコンサートに出掛けました。
他は映画を見たり、もちろん(?)仕事もしておりました。
クラシックコンサートとは
ラ・フォル・ジュルネというイベントです。
このイベントでは45分くらいの短いコンサートが
無料コンサートを含めると3日間で100以上楽しめます。
一回の時間を短くすることにより、価格を下げ
1500円くらいから楽しめますのでお勧めです。
このように気軽にクラシックコンサートを楽しむことができると
私のようなライトユーザーももっと増えると思います。
今週も編集後記を書きました。
さて今週は、海外ビジネスにおいても
大切な企業のHPについて書きたいと思います。
実は、当社のHPは現在全面リニューアルをしておりまして
その過程でマーケティング上、
とても重要な様々なポイントを学習しました。
皆様の会社のHP製作にも役立つ内容と思いますので、
その一部をご紹介したいと思います。
一番重要なのはお客様のターゲットを明確にすることです。
これはマーケティングの基本ですが、
誰を対象に企業活動を行っているのかを
明確にすることが大切です。
それを言葉で説明する必要はないかもしれませんが
ターゲットを意識して制作することは
最低限必要となります。
色は黄色を使うことはNGとされています。
コーポレートカラーが黄色の会社は、
コーポレートカラーそのものを変えたほうがいいかもしれません。
白抜き文字は一般にはNGとされています。
人間の心理によると白抜きの文字は、
頭に入りにくいそうです。
中小企業では、経営者の写真を掲載することも多いと思いますが
写真は正面から撮影したものはNGです。
斜めから撮影したほうがいいのです。
雑誌などの写真も、正面から撮っているものは
ほとんどありませんよね。
このあたりは、ちょっと分かっている製作会社であれば
すぐ指摘してくれるのですが、
意外にクライアントの写真をそのまま掲載してしまう
業者も多いのでご注意ください。
写真は自然なもので構いませんが、清潔感はとても大切です。
具体的には髪、シャツの袖、襟など「端っこ」に
気を配ることが常識とされています。
また写真や画像などは、なるべく左側においてください。
これは人間はまず写真を見て、
そして左から右に画面を追うクセがあるからです。
仮に写真が右側におかれていると、
右を見てから左に戻り字を追うことになり
なんとなく嫌な感じになるのです。
経営者などの写真を掲載する時には、
腕時計は外してください。
高級な時計であればよいというものでもありません。
時計が写真に写っているとそれを見た人は
時計の意味を考えてしまうからです。
写真はイメージを伝えるものであり
意味を伝えるものではないため、
余計な情報は出さない方が良いとされています。
最後に、お客様の目線で作成することもとても重要です。
(当たり前過ぎますが・・・)
最近たまたま離婚を専門にしている
弁護士事務所の先生とお話したのですが、
(自分のことではないですよ!)
相談にくるお客様は、当然一人が多く
あまり他人に話をきかれたくない人が多いので
オフィスの写真などはプライベート感
(秘密は厳守しますという意味で)
を出すようにしていると言っていました。
打ち合わせテーブルの写真も
イスの数が多いと、多くの弁護士に囲まれている
印象を与えてしまうので、イスの数は2つだけにした
との発言もありました。
なかなか素晴らしい配慮ですよね。
最後にオフィス写真は、当然きれいな写真を使ってくださいね。
整理整頓されていないオフィスがある会社とは
あまり仕事したくない、というのが大多数の本音だと思います。
(編集後記)
昨日英国では総選挙が実施されました。
今回の選挙は超混戦らしく、
事前の調査でも結果はわからないようです。
そういったなか世界的な銀行HSBCが、
業界の規制が強まるのであれば、
本社をイギリスから移転するかもしれないと発表しました。
私はなんとなくその記事を読んでしまいましたが、
日本で言えば、みずほ銀行が台湾に本社を移すかもしれない
というようなニュースですから、
インパクトは大きいですね。
メキシコ湾でオイル流失事故を巻き起こした
イギリスBP(BRITISH PETROLEUM)は、
アメリカからの批判をさけるために
アメリカに本社を移転し、アメリカ企業になってしまいました。
欧米各国の大企業はやることが大胆です。
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●ベトナム 地場企業がキューバに初投資、洗剤・オムツ工場建設へ
<出典:ベトジョーベトナムニュース>
建材や衛生設備などの製造・販売を手掛けるタイビン投資貿易社(Thai Binh Investment Trading Corporation)のチャン・タイン・トゥー会長は、キューバに洗剤生産工場及びオムツ・生理用ナプキン生産工場を建設する計画を明らかにした。ベトナム企業によるキューバ投資は今回が初めて。
洗剤工場とオムツ・生理用ナプキン工場はそれぞれ首都ハバナから43kmに位置するマリエル特別開発区に建設され、投資総額は2300万USD(約27億6000万円)に上る見込みだ。
洗剤工場は、タイビン投資貿易社とキューバのビコ社(Vico)及び同スーチェル社(Suchel)との合弁企業により建設される。投資額は1800万USD(約21億6000万円)で、年間生産能力は5万t。2017年第2四半期にも稼動を開始する予定だ。
オムツ・生理用ナプキン工場は、タイビン投資貿易社及びキューバのキーウィー社(Kywy)が投資するもので、投資額は500万USD(約6億円)。同工場の年間生産能力は1億2000万~1億8000万点の見込みで、2017年第1四半期までに完成する予定となっている。
タイビン投資貿易社は、20年余りにわたり対キューバ輸出を行う最大のベトナム企業で、輸出分野で唯一、同国に事務所を構えている。
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●中国 東北地域とシルクロード経済帯で5月1日から通関一体化
<出典:JETRO通商弘報〉
税関総署が2014年から進めている通関一体化改革の対象地域に、5月1日からは東北地域、シルクロード経済帯などが加わる。同改革では中国国内を5つのエリアに分けて、税関管轄区ごとに独立していた通関管理システムを各エリア内で連携させ、7月からは全国で通関一体化を目指すとしている。通関手続きの利便性を高め、効率化を進めることで、企業のコスト削減や貿易の活性化を図る方針だ。
2013年7月に行われた国務院常務会議では、伸びが鈍化している貿易を安定的に成長させる措置として貿易の利便化を図る方針を打ち出しており、通関一体化改革は経済発展戦略の1つとして、2014年から各地域で導入されてきた。
2014年には京津冀地域(北京市、天津市、河北省を指す)、長江デルタ地域、広東地域で先行して実施されており、2015年5月1日からは東北地域、シルクロード経済帯が加わった5つの地域で各エリア内の通関一体化が実施されることになる(表1参照)。これまでいずれの地域にも含まれなかった福建省、広西チワン族自治区、海南省も5月1日から広東地域の対象エリアに加わったことで、通関一体化改革は中国国内の全ての省・市・自治区をカバーした。大連税関によると、7月からは地域間の障壁も取り払われ、全国規模での通関一体化が実現する見通しだ。
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●ミャンマー向け投資保険が増加 月内に住商や双日
<出典:日本経済新聞〉
ミャンマーに進出する日系企業が、紛争やテロなどに備える海外投資保険を利用するケースが増えている。日本貿易保険(NEXI)は月内に住友商事の通信インフラ事業や双日の物流事業に保険をつける。NEXIの同国に対する投資保険の引受件数は、4月以降に4件と2014年度と同数になった。
海外投資保険は戦争や自然災害、地元政府の政策変更などで、事業に損失が発生した場合にその損失額が補填される。NEXIは国ごとに8段階の引受指針を設けており、ミャンマーはイランやアフリカ諸国などと同様に最もリスクが高い国に指定されている。
住友商事はKDDIと合弁会社を設立し、昨年9月にミャンマーの通信事業に参入した。NEXIは投資保険でテロや自然災害などで住商から合弁会社への出資が焦げ付くリスクを引き受ける。住商が出資する約500億円のうち、95%まで補う。このほか双日が参画する冷蔵・冷凍の物流事業に加え、三菱商事などが関わるマンダレー国際空港の運営事業にも投資保険をつける。
14年度にNEXIがミャンマーで引き受けた投資保険は4件・計57億円分。15年度はすでに4件・約600億円分を決めた。国別の引受額で前年度は上位29位にとどまったミャンマーは米国やベトナムなどを抜き、今年度は6位に浮上する公算が大きい。
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●マレーシア、最低賃金改定 年内引き上げ
<出典:SankeiBiz>
マレーシアは最低賃金を見直し、年内にも引き上げを実施する方針だ。引き上げ幅は最大で月100リンギット(約3300円)程度となる見通しで、2013年1月に最低賃金制度が導入されてから初の改定となる。現地英字紙スターなどが報じた。
現在の最低賃金は、マレー半島全域で月額900リンギット、ボルネオ島のサバ州、サラワク州、連邦直轄領ラブアンで同800リンギットとなっている。同制度では2年ごとに金額が見直されることになっており、政府と労組、経営者団体による協議など改定作業が進められていた。
マレーシア労働組合会議(MTUC)は生活費の上昇などを理由に全国一律で1200リンギットへの引き上げを求めていた。一方、マレーシア経営者連盟(MEF)は原油安による経済低迷による経営負担増などを主張し、現状維持を求めていた。
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●経済指標が悪化 景況感や失業率も 公共事業で上向きも GDP成長率4.71% <出典:じゃかるた新聞>
第1四半期の実質国内総生産(GDP)成長率が4.71%と6年ぶりの低水準になる中、各種経済指標も悪化している。景気は第2四半期以降、公共事業で上向きそうだが、ルピアは安い水準が続いており、消費者心理は冷え込んでいる。日系企業にとっては我慢の時になりそうだ。
中央統計局(BPS)によると2015年第1四半期の景況感を示すビジネス傾向指数(ITB)は前期比7.77ポイント減の96.30ポイントだった。2006年以来の低水準。ITBは全国の経営者から聞き取り調査を実施したもので、100が現状維持、100を超えた場合は景気が上向いていること、下回った場合は景気が下向いていることを示す。
失業者数は2月末時点で前年同月比30万人増の745万人。失業率も前年同月から0.11ポイント増加し5.81%になった。
日系家電メーカーの幹部は「第1四半期は洪水などの影響で販売が落ち込んだ。現在は回復しているが、為替が今の水準だとさらに値上げせざるを得ない」と消費の冷え込みを懸念する。ある日系飲料メーカーはルピア安で上がったコストを1月から飲料の量を減らして対応している。
景気減速は金融業界にも影響している。主要10銀行の第1四半期の純利益は前年同期比0.36%増の20兆6600億ルピアにとどまった。10銀行の金利収入は同15.84%増となったが10行の融資残高は前期末から1.71%減少した。
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●タイ 商工会議所大調査、低所得者の家計債務が増大へ
<出典:バンコク週報>
タイ商工会議所大学のタナワット副学長によれば、景気が低迷し、物価が比較的高めなことから、低所得者の家計債務は今年、1世帯当たり11万7839バーツへと10・9%ほど増大する見通しという。
また、債務に占める高利貸しからの借金の割合は59・6%に及ぶという。
同副学長は、「経済状況がよくないため、雇用側が超過勤務を減らそうとするのは確実。また、物価も高めであるため、月収が1万5000バーツ以下の世帯は高利貸しからの借り入れを増やすことになるだろう」との見方を示した。
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(おまけ)海外こぼれ話
ゴールデンウィーク、あっという間に終わってしまいましたね。フランスでも、大型連休ではないものの、5月は1年の中で一番祝日の多い月。なんと4日もあるのです。しかし、ちょっと曲者なのが、振替休日。フランスでは、元々日曜日を祝日として定める日が2日あるのですが、それ以外の祝日には、振替休日がないのです。ですので、ご想像通り、皆、カレンダーとにらめっこして、祝日があるのかないのか、必死に確かめるのです(笑)。夏休みが長く取れるフランス人でも、祝日は楽しみなもののようです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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