タイ
基本情報
| 国名 | タイ王国（Kingdom of Thailand） |
|---|---|
| 首都 | バンコク（Bangkok） |
| 人口 | 約6855万人（2014年4月IMF推計 |
| 面積 | 約51万4000km2（日本の約1.4倍） |
| 宗教 | 上座部仏教（95％） |
| 政体 | 立憲君主制 |
外資規制
・規制/禁止業種
外国人事業法に基づき、規制業種3種類43業種への外国企業※の参入を規制しています。※外国企業とは、外国人または外国企業が全体の資本の半分以上を所有する法人のこと
要約すると、製造業には外資規制はなく、サービス業や卸売・小売業には規制があります。
外資規制の内容は、以下の3種類に分けられます。
| 分類 | 条件 | 業種 |
|---|---|---|
|
第1表 (9業種) |
外国企業の参入禁止 |
など
|
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第2表 (13業種) |
内閣の承認に基づく 商務大臣の許可 |
など |
|
第3表 (21業種) |
外国人事業委員会の 承認に基づく局長の許可 |
など |
・外国企業の土地所有の可否について
原則として、外国人や法人がタイ国内の土地を所有することは禁止されています。ただし、BOI奨励企業や工業団地公社（IEAT）認定企業は、出資比率にかかわらず土地取得が可能となります。
資本金
非公開株式会社や駐在員事務所の場合は、最低資本金は特に定められていません。しかし、法人としてタイに支店を設立する場合は、最低資本金として300万バーツ必要になります。
法人税率
原則30％。但し、2012年度（12年1～12月）は23％、2013～14年度（13年1月～14年12月）については20％の軽減税率が適用されています。
外国人の労働許可
外国企業が日本人を含む外国人の労働許可を申請する場合、外国人1人の雇用に対し、資本金200万バーツが必要となります。また、入国管理局では、外国人労働許可のビザ延長申請の資格として、外国人１人つき、最低4人のタイ人の雇用を義務づけている。ただし、BOI奨励企業や工業団地公社（IEAT）認定企業は、この限りではなく、より緩和された条件により、労働許可を取得することが可能となります。
賃金
最低賃金は日給300バーツ（2015年2月現在）。賃金の目安は、製造業の一般工職で、月額1万1414バーツ、エンジニアで2万1809バーツです（ 出所：在アジア・オセアニア日系企業活動調査（2013年度調査）。